日本神経麻酔集中治療学会(以下「本会」という。)は、本会会則の規定に基づき、安全で質の高い神経麻酔集中治療の普及を図るために、日本神経麻酔集中治療学会指導医を認定することを目的として、日本神経麻酔集中治療学会指導医認定制度(以下「本制度」という。)を設ける。
日本神経麻酔集中治療学会指導医(以下「神経麻酔集中治療指導医」という。)とは、麻酔専門医の麻酔関連サブスペシャリティーとして神経麻酔集中治療に関する十分な専門知識と技量を有するもので、安全で質の高い神経麻酔集中治療の提供と教育的、指導的な役割を果たせる能力を有すると認定された本会会員をいう。
本会会則の規定に基づき、本制度の円滑な運用を図り、神経麻酔集中治療指導医の認定の審査を行うため、本会に神経麻酔集中治療指導医認定委員会(以下「認定委員会」 という。)を置く。
認定委員会は、委員長1名、副委員長1名および委員若干名をもって組織する。委員長、副委員長、委員は、理事会が委嘱する。
委員長、副委員長、委員の任期は1年とし、重任を妨げない。
委員は、審議中に知りえた事項を外部に漏らしてはならない。
認定委員会は、以下の各号に掲げる職務を行う。
神経麻酔集中治療指導医の認定を受けることができる者の資格は、別に定める。
神経麻酔集中治療指導医の認定を受けようとする者は、別に定める日本神経麻酔集中治療学会指導医認定申請書及びその他の必要な書類を本会に提出しなければならない。
理事会は、認定委員会の報告に基づき神経麻酔集中治療指導医を認定し、日本神経麻酔集中治療学会指導医認定証を交付する。
神経麻酔集中治療指導医の認定の有効期間は、認定証交付の日から5年間とする。
神経麻酔集中治療指導医の認定の更新を受けようとする者は、別に定める日本神経麻酔集中治療学会指導医更新申請書及びその他の必要な書類を本会に提出しなければならない。
理事会は、認定委員会の報告に基づき神経麻酔集中治療指導医の認定を更新し、これを登録するとともに日本神経麻酔集中治療学会指導医認定証を交付する。
神経麻酔集中治療指導医は、以下の各号に該当するときはその認定を喪失する。
審査料および登録料は別に定める。
本規則の改正には、総会の承認を受けなければならない。
この規則は、2016年7月16日に制定、施行する。